聞いたところによると、いわゆる「フェス」が人気らしい。
言ってしまえばただの「プチ祭り」だけど、これが若者にウケまくっている。

フェスと聞くとどうせ音楽とか聞くんじゃないの? とイメージしがちだけれど、実際には多種多様なジャンルがある。
最近、なかば強引に連れられて肉フェス に参加した。正直、肉フェスって何するんだよ…こんな謎イベントで人が集まるのかよ…と半信半疑だったものの、結論から言うと自分が間違っていた。

これは、若者の心理をくすぐる実に巧妙なイベントだ。




友人に聞いたところ、フェスとは「リア充らしく振る舞う」「楽しさを共有できる」「それをSNSで発信できる」場なのだという。
その体験を通じて、自らの充実度を再確認する場として機能しているようだ。

リア充らしい場に身を置くことで自らのリア充度を再確認したいのかもしれない。
いかにも、社会的な「居場所」を見つけたい現代の若者らしい考え方だと思う。 

昔は車を持つことがステータスになっていたという。
現代のステータスとは、精神的な充実感なのかもしれない。

ところで。
居場所と言えば、女子特有の「幸福度ヒエラルキー」についても触れておきたい。
男の世界に権力ヒエラルキーがあるとすれば、女性の世界では「幸福度」を尺度として競争が行われる
友人の結婚を見て、その幸せに嫉妬する…なんて話をよく聞くけれど、これは「幸せ」になりたい女性ならではの価値観と推測される。
男性も「幸せ」になりたいとは思っているけれど、女性のほうがより強く、切に願っている。



現代は、人間関係が希薄になった、と言う。
フェスも街コンも、社会的な背景の上で巧妙に若者心理をついているからこそ流行っているのだろう。
収益的にもホカホカだろうし、実にイノベーティブで素晴らしい。

でもしばらく肉はもういいかなぁ。